十分な運動
規則正しい運動は消化器を活発にする。運動は軽いものでも十分で、 毎日20〜30分の歩行でよい。また、軽い腹筋やストレッチも効果がある。手を使って腹をさすり、 腸の蠕動運動を促すだけでも効果がある。
便秘に効く運動・体操
腸のゆるみを改善し、血の流れをよくする体操不快な便秘を解消するには、日々の食生活の改善と運動が大切です。 便秘改善の体操は腸のゆるみを改善し、血の流れを促進し、腹筋を鍛えます。 まずは簡単なヨガの体操をご紹介します。
1. 仰向けで寝て、全身の力を抜いてください。
2. 右足を曲げ、ひざを両手で抱えます。
3. 息を吸いながら胸までゆっくり引きつけます。
4. さらに息を吐きながら、ゆっくりと足を元に戻します。
5. 左足で同じように行います。
※呼吸を意識して行いながら、左右で3回ずつ繰り返してください。
腹筋を鍛える体操
次は、腹筋を鍛える体操です。1. 仰向けに寝て、両手を頭の後ろで組みます。
2. 息を吐きながらゆっくりおとへそをのぞくように上半身を持ち上げます。
3. 体勢を維持し、5秒間停止します。
4. 息を吸いながらゆっくり元に戻ります。
※これを5回繰り返します。
腹筋を鍛えるためにはウォーキングや水泳も効果的です。
便秘対策に大切なことは「毎日続けること」です。
無理をせずに毎日続けられる運動で生活習慣を改善してください。
ひと工夫した便秘体操
日常生活をひと工夫することで運動不足はかなり解消できます。1日ダラーッと 過ごすのではなく筋肉を適度に緊張させましょう。
《おしりの筋肉を美しくする》
まず、車に乗らずに電車で移動する。
エレベーターを使わずに階段、雑巾を使ってふき掃除など日常の動きを大きくするように心がけます。
そして常におしりの筋肉をキュッと引き締めるように気を使います。
《緊張と弛緩のリズム》
便秘に悩んでいる人はからだの緊張と弛緩のメリハリがつかなくなっている傾向があります。
時々、筋肉を緊張させる事で身体がリズミカルに動くようになることを狙います。